岸田智史 ~GOLDEN J-POP / THE BEST

岸田智史 岸田智史 ~GOLDEN J-POP / THE BEST歌詞
1.蒼い旅

作詞:谷村新司
作曲:岸田智史

寒空に消えてゆく
群れた冬鳥
おまえには わかるまい
ひとりの淋しさを
生きたくて 生きてきた
わけじゃないのに
死ねなくて生きてきた
ただそれだけなのに

疲れ果てて傷ついた
青春の証拠は
目には見えない
心の蒼あざ
帰りつくあてのある
つらい旅なら
歩けないこの足を
ひきずりもしように
戻ることも許されず
落ちてゆく時には
海の蒼さに 染まってゆきたい
たえ間なく寄せる波
消える足跡
死ねなくて生きてきた
ただそれだけなのに


2.黄昏

作詞:岸田智史
作曲:岸田智史

枯葉散る季節になって
靴音さえも消えました
何故でしょうか… 淋し過ぎて
胸の震え止まらない

コート無しの身体寄せて
歩く二人は恋人なのに
追いかけても 今あなたの心
何処に 遊んでいるの

いつも通りにあの角まで
送ってくれますか?
ふりむかないで
お別れに 心が 心が 乱れます…

※黄昏の 街を 行く
一人ぽっちの長い影
離れてても あなただけは
陽ざしの中 歩いてほしい…※

あなたを もっと 知りたかった
私を もっと 見せたかった
それも無理ね… このままでは
思い出さえも 壊れそうだもの

いつも通りにあの角まで
送ってくれますか?
ふりむかないで
お別れに 涙が 涙が こぼれます…

(※くり返し)


3.部屋


4.愛を告げる


5.21のキャンドルライト


6.酔待草


7.つづれおり


8.きみの朝

作詞:岡本おさみ
作曲:岸田智史

横たわるきみの顔に 朝の光が射している
過去の重さを洗おうとして たどりついた深い眠りよ

別れようとする魂と 出会おうとする魂と
あゝ心より躯のほうが 確かめられるというのか

モーニング モーニング きみの朝だよ
モーニング モーニング きみの朝だよ

急ぎ足ふととめて ふりかえれば夕焼けが
この先いくら生きて行くのか こんな暮らし 仮の姿と

生まれようとする魂と 老いぼれてゆく魂と
あゝ人間のはしくれに 生まれてきたというのに

モーニング モーニング きみの朝だよ
モーニング モーニング きみの朝だよ

群衆をのみこんだ 都会の悲しみの渦の中に
コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむぼくの唄よ

かわろうとする魂と よどんでしまう魂と
あゝ躯じゅう輝きながら 旅立ってゆけ 朝に

モーニング モーニング きみの朝だよ
モーニング モーニング きみの朝だよ

モーニング モーニング きみの朝だよ
モーニング モーニング きみの朝だよ


9.夕陽のなかで

作詞:岡本おさみ
作曲:岸田智史

ざわめきの街に さまよいでても
きみはもういない 夕陽よ
おぼえているさ 別れぎわに
いつでも ぼくらは
美しい歌のように挨拶をしたね
See you again in such a red sunset
今はもうはるかに
See you again in such a red sunset
今はもうGood-bye

将来のことも 話さないままに
足早やに過ぎた 日々よ
またどこかで 出会ったら
微笑みあえるよね
そんなとき 夕陽が燃えていたらいいね
See you again in such a red sunset
今はもうはるかに
See you again in such a red sunset
今はもうGood-bye

See you again See you again
今はもうはるかに
See you again See you again
今はもうGood-bye


10.比叡おろし

作詞:岸田智史
作曲:岸田智史

京都の町が 淋しくなる
人も疎らな 比叡おろしの頃
いつもは恋の街 木屋町も
あなたと歩いた鴨川も
いまはひっそり 風の中

山菜茶屋を通りぬけ
女ひとりで比叡おろしの頃
路ゆく大原女に目をふせる
悲しい思い出は寂光院
女の悲哀は今日もまた

もうじき春ですね もうじき春ですね

嵯峨野の小路白く雪化粧
恋を求めて比叡おろしの頃
池のほとりの大覚寺
竹をくぐれば直指庵
たどる恋路もゆきどまり

もうじき春ですね もうじき春ですね
優しい春ですね 優しい春ですね


11.重いつばさ

作詞:川崎洋
作曲:岸田智史

いらない もういらない
ことばだけの やさしさは
悲しみにぬれて つばさは重い重いけれど
おとなしい 羊の群れから
飛び出したいのだ
うつむいた 仲間と別れて 走りたいのだ
たとえ終りが あってもいい
そこに始まりが 宿っているならば

いらない もういらない
ことばだけの 愛なんて
むなしさにぬれて つばさは重い 重いけれど
流れない時間の岸から
羽ばたきたいのだ
吹きすさぶ あらしのなかで 歌いたいのだ
たとえ 痛みが あってもいい
そこに 生きてる あかしがあるならば

どうしようもない きのうを 持ってしまったが
どうにかできる あしたがあしたがあるさ
どうにもできない 傷を 背負ってしまったが
どうにかできる あしたがあしたがあるさ

どうしようもない きのうを 持ってしまったが
どうにかできる あしたがあしたがあるさ
どうにもできない 傷を 背負ってしまったが
どうにかできる あしたがあしたがあるさ


12.螺旋階段


13.白夜


14.なぐさめ


15.潮風のセレナード


16.愛した女(ひと)へ


17.はーばー・れいん


18.夢の淵に